川崎市では3~4か月児、7か月児、5歳児は個別健診(かかりつけの小児科で行う)になっており、1歳半と3歳半の小児の健診は集団(保健福祉センターで行う)で行うことになっています。
当科では感染予防の観点から、乳児健診(1歳以下)および予防接種は月、火、水、金の14時から15時に専用時間枠を用意しております。完全予約制となりますので、直接受付または電話(044-951-3390)でお申し込みください。
2歳以上の健診は一般診療の時間帯に行ないますので、一般診療と同様に当日予約電話で予約をおとりください。
※乳児健診(1歳以下)は予約制となります。 予約はこちら
各健診での主なチェック項目
- 月齢
- チェックが必要な項目
- 1か月
- 便の色・回数、光・音への反応、斜視
- 3~4ヶ月
- 頸の坐り・斜頚、追視、音の方を向くか、あやし笑い、股関節
- 6~7ヶ月
- お座り、寝返り、おもちゃをつかむ、喃語
- 9~10ヶ月
- ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩き、お座り、喃語、指差し
- 1歳
- 伝い歩き、小さいものをつまむ、言葉の理解
- 1歳6ヶ月
- 歩く・小走り、ボール投げ、2語文、他児への興味
- 4、5歳
- ジャンプ・片足ケンケン、ごっこ遊び、洋服の着脱、友人とのかかわり
すべての年齢で、身長、体重、頭囲のチェック、外表奇形や血管腫の有無、胸部聴診による呼吸音の異常、心雑音の有無、腹部触診により腫瘤の有無、鼠蹊部・陰部の視診、触診による異常の有無、などのチェックに加え、精神・神経学的な発達評価も行います。
「視力スクリーニング検査」機器を導入しました
ウェルチ・アレン スポットビジョンスクリーナーVS100
当クリニックでは、米国製のウェルチ・アレン スポット ビジョンスクリーナーVS100というお子さんの近視、遠視、乱視、斜視などを検出することが可能なスクリーニング機械を導入しております。瞳孔を散瞳させる目薬は必要ありません。また患者さんに触れる必要がないため衛生的で、かつ全く痛みもありません。
より早期に不同視、屈折異常などを発見し、適切な訓練、治療を行うことができればお子さんの視力はかなり回復します。将来、弱視と言われる状態になることを予防できます。(ウェルチ・アレン社の説明書より)
異常が検出されましたら眼科医での診断、必要があれば治療につなげるようにいたします。